GRANO E ACQUA（グラーノエアックア）（函館市豊川町/ピザ）

グラーノエアックアは『小麦と水』。その店主は今日も小麦粉とピザ釜に真摯に向きあう

「一期一会の御縁に感謝」ランチ和尚の法雅（ほうが）です。
北海道・道南に住み始めて6年目のアラフィフ和尚が、函館のランチのお店を紹介するシリーズ企画【函館deランチ】。

今回は函館市豊川町にあるピザ店「GRANO E ACQUA（グラーノエアックア）」を紹介します。
（本文ではグラーノエアックアと書きます）

以前から、ベイエリアにおいしいピザのお店があることは聞いていました。
それがグラーノエアックアです。

グルメサイトの口コミは次のようです。

このように、なかなかの好評価です。

ピザのみならず、パスタも美味しいとは本当でしょうか。
それは、お店に行って食べてくればわかりますよね。

それではグラーノエアックアの訪問記を始めます。

GRANO E ACQUA（グラーノエアックア）へ初訪問

北海道は夏まっ盛り。全道軒並み30℃をこえる日がつづいたその日、仕事の用事で函館に向かいました。

すこし歩いただけでも汗が出ます。

午前中の用事をすませ、ちょうどお昼時。今回の目的「グラーノエアックア」に着きました。

お店の駐車場はないので、道路に駐車します。
（路上駐車が不安な場合はお店に聞くとよいです。安全な駐車場所を教えてくれます）

グラーノエアックアがある道路は比較的交通量が少なく、他の車も路上駐車しているので、それに倣（なら）う感じです。

グラーノエアックアは「函館たばこ会館」の1階にあります。
すこし歴史を感じる建物に調和するように、お店の外観は木を多くつかった温かい雰囲気です。

とくに営業中をしめす目立つ看板はなく、そっとランチの掲示板が置いてある控えめな感じ。
窓から中をうかがうと照明がついているので営業しているようです。

では白い木製のドアを開けて店内に入ります。

グラーノエアックアの店内は小さいながら、すこしレトロを演出したおしゃれな店内です。

けっして華美ではなく、すっきりしています。

壁と天井はアイボリー系で、その他のテーブルや床は焦げ茶で統一されています。

テーブル席は10席とカウンター席は5席、10人ちょっとで満席というキャパシティーです。
また店内では、映画のサントラのカバー曲（洋楽）が静かに流れています。

グラーノエアックアという店名は、日本人にはなかなか覚えづらいのが正直なところ。いったいどんな意味があるのか聞いてみました。
接客を担当していた店員さんが答えてくれました。

（店員さんの話し）
ここはピザ屋なので、ピザを作るのに欠かせない「小麦と水」が店名の由来です。
「GRANO（グラーノ）」が小麦、「E（エ）」が&と同じ、「ACQUA（アックア）」が水の意味です。

ピザの基本である「小麦と水」を店名とするあたり、基本に忠実でありたい店主の気持ちのあらわれでしょうか。

店内の調理場にピザ釜があります。
けっこうな熱をもっているので、暑さが苦手な方はピザ釜から離れた席に座ったほうがおすすめです。

グラーノエアックアのランチメニューは次の通りです。

前菜の盛り合わせ+お好きなピッツァまたはパスタ+セットドリンク

とてもシンプルです。

あとは、えらぶピッツァかパスタによって値段が変わります。
メニューを一部紹介します。

ピッツァ
- マリナーラ（ニンニク・アンチョビ）（税込1,210円）
- ゴルゴンゾーラチーズとクルミ、ルッコラ（税込1,760円）
- 半熟卵とベーコンのカルボナーラ風（税込1,760円）
パスタ
- 玉ねぎとベーコンのトマトソース（税込1,210円）
- しらすとバジル、生トマトのキタッラ（税込1,870円）

ピッツァは9種類から、パスタは5種類から選べます。

セットドリンクは以下のラインナップです。

ウーロン茶・アイスコーヒー・オレンジジュース・ホットコーヒー・エスプレッソ

さて、いつものように法雅と妻は、何を食べようか相談しました。

せっかくなのでピッツァとパスタを1種類ずつ注文して2人でシェアすることにしました。

ピッツァは「クアトロフォルマッジョ（4種チーズのピッツァ）」（税込2,000円）、パスタは「しらすとバジル、生トマトのキタッラ」（税込1,870円）をオーダーしました。