仏教用語『出家』コロナ禍の大型連休。家は家族の命を守る場所

仏教用語『出家』の意味

『出家』

古代インド文字(サンスクリット)プラブラジャーが語源。
出家と訳されているが、そのほかに、積極的に前に進むという意味もある。
仏道を求める妨げになるから、前に進むため家庭生活を捨てる意味であり、家を出ることは手段にほかならない。

現在では、実家にいたくないという消極的理由で「家出」をする場合がある。

仏教用語『出家』と時事をまじえた法雅のひとりごと

家の役割ってなんだろう

「一期一会の御縁に感謝」僧侶歴30年の現役和尚・法雅(ほうが)です。

インターネットで『家の役割』と検索すると、いろいろな建設会社や不動産のホームページに「家の役割」、つまり何のために家に住むのかが載っています。

これらのホームページの意見を3つにまとめてみました。

①生活の拠点になる

家は生活のよりどころ(拠点)です。家から仕事に出かけたり、買い物をしたりする、まさに拠点です。
ゆえに拠点をどこに置くかが大事です。毎日通うような職場やスーパーが遠くては生活がしにくくなります。

最近、法雅の古くからの知人が、法雅のお寺の近くに引っ越しをすることになりました。
引っ越しにあたり、最初にその知人が決めたこと。それは「家をどこにするか」です。
その様子を見ていた法雅は、まさに家は「生活の拠点」、「生活の要」だと実感しました。

②子育てをする

子供がいる家庭においては、子育てのため家に住むことが大事です。
子供に食事をあたえ、寝る環境をととのえる。また落ちついて勉強をさせることも必要です。
これら子育ての要件を満たすため家に住みます。

③家族の命を守る

近年、自然災害が増えているなか、家の役割として重要視されているのが「家族の命を守る」です。

雨風や寒さをしのぐだけではなく、最近では地震や集中豪雨、大型台風などの自然災害から家族の命を守るため家に住みます。
また昨年からのコロナ禍で「ステイホーム」と呼びかけられるように、ウイルス感染から家族を守るため家は必要です。

以上、主にこれら3つが家の役割です。

こう考えると、家って必要不可欠ですね。

コロナ禍となり2回目のゴールデンウィーク、多くの人が家から出て、観光地などに出かけました。
ただ気がかりなのは、現在は「第4波」といわれる感染拡大がつづいていて、しかも4都府県が緊急事態宣言の最中です。

ステイホームをし続けるのは難しいですよね。

多くの人が家から出ている様子を心配する法雅。そういう法雅は、高校1年から家を出たっきり。もちろん「出家」という意味です。

意味はちがいますが、家を出ている同士ですね。

出家という言葉は、仏教由来の言葉だとご存じの方は多いと思います。

生活のなかに生きる仏教用語『出家』

そこで本日の生活のなかに生きる仏教用語。

今回は『出家』です。
「出家」という言葉は仏教からきています。古代インド文字(サンスクリット)プラブラジャーが語源です。
出家と訳されていますが、そのほかに、積極的に前に進むという意味もあります。

仏道を求める妨げになるから、前に進むため家庭生活を捨てる意味であり、家を出ることは手段にほかなりません。

現在では、実家にいたくないという消極的理由で「家出」をする場合があります。

仏教では僧侶の道に入ることを「出家」といい、その始まりはお釈迦様が王子の位も妻子も捨てて城を出たことが由来です。
つまり世俗を捨てて僧侶の道に入るためには、「実家から出る」という手本をお釈迦様が示したといえます。

この出家という行動は現代にも受けつがれており、正確には、生活の拠点を師匠のいるお寺にうつし修行に専念させる意味と考えてよいでしょう。

コロナ禍のゴールデンウィーク。家は家族の命を守る場所でもあります

コロナ禍の今、ウイルス感染を防ぐためにも家にいることが重要だと言われています。
このように昨今、家族の命を守るという家の役割がますます重要視されています。

でも、人間って不思議です。家は大事だと分かっているのに、長く家にいると出かけたくなります。
天気がよいとなおさらです。

家を出るとき、自分に問いましょう。
外に出ると感染リスクが高まる。人が多いところはとくに高い。今日の感染対策で大丈夫か。自分も家族も守れるかと。(合掌)

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