仏教用語『アバター』ふたたびアバターが活躍する世界を題材にした細田守監督

仏教用語『アバター』の意味

『アバター』

古代インド文字(サンスクリット)のアバターラが語源。
アバターラの意味は「権化」「化身」、つまり神仏が人々をみちびく目的で姿を変え、この世に現れること。

現在ではインターネットの仮想空間で、自分の分身としてつかわれる。

仏教用語『アバター』と時事をまじえた法雅のひとりごと

細田守監督・最新作『竜とそばかすの姫』が7月16日に公開

「一期一会の御縁に感謝」僧侶歴30年の現役和尚・法雅(ほうが)です。

7月16日、細田守監督の最新作『竜とそばかすの姫』が公開されます。
最近のテレビ放送では、この映画のCMがよく宣伝されていて、どんな作品か期待が高まります。

細田守監督はこれまで独創的な作品を世に届けてきました。
これまでの監督作品は以下の通りです。

  • 劇場版デジモンアドベンチャー(1999年)
  • 劇場版デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム!(2000年)
  • 時をかける少女(2006年)
  • サマーウォーズ(2009年)
  • おおかみこどもの雨と雪(2012年)
  • バケモノの子(2015年)
  • 未来のミライ(2018年)
  • 竜とそばかすの姫(2021年)

近年では3年ごとに新作をだす細田監督。監督としても創作意欲がピークに達しているようです。

ほうがは『バケモノの子』がとくに好きです。
熊徹のキャラが好きです。

インターネットの仮想世界を舞台にした作品を、ふたたび世に送った細田守監督

今回の『竜とそばかすの姫』では、母の死によって歌を封印していた主人公の女子高生が、ひょんなことからインターネットの仮想世界「U」にベルというキャラクター(アバター)で参加し歌うことになる。
そこから物語が展開していきます。

インターネットの仮想世界を舞台にした作品は、2009年の『サマーウォーズ』と共通しており細田監督の好きな世界が垣間見えます。

また、サマーウォーズの時にでていたアバターたちが、『竜とそばかすの姫』にもアバターとして出ているようですから要注目ですね。

ところで、アバターという言葉、もとは仏教由来の言葉なのです。

生活のなかに生きる仏教用語『アバター』

そこで本日の生活のなかに生きる仏教用語。

今回は『アバター』です。
「アバター」という言葉は仏教からきています。
古代インド文字(サンスクリット)のアバターラが語源。
アバターラの意味は「権化」「化身」、つまり神仏が人々をみちびく目的で姿を変え、この世に現れることをいいます。

現在ではインターネットの仮想空間で、自分の分身としてつかわれます。

仏教用語のアバターは、あくまで神仏が人々を救うことが目的で「姿を変えて導く」ことをいいます。

たとえば仏教説話で有名な雪山童子では、帝釈天は鬼に姿をかえて雪山童子の道心をためします。
いわばアバターは、救うための手段にほかなりません。

一方、現在つかわれるアバターは、インターネットをする際に、自分の分身として用いられるキャラクターです。
本来の意味からするとだいぶちがいます。

しかし、よく見わたしてみると、TwitterやFacebook、ブログにいたるまで、インターネット世界はアバターであふれていることに気づきます。

このブログだって、タコが法雅の化身です。

最近はVTuberが流行っているようですが、動画版のアバターともいえます。

ふたたびアバターが活躍する世界を題材にした細田守監督

アバターという言葉は、2009年に公開された『アバター』(ジェームズ・キャメロン監督)によって世界中に認知され、それ以降インターネットの仮想空間を舞台にした作品が多く作られました。

『レディ・プレイヤー1』(スティーブン・スピルバーグ監督)もそうですね。

今回、細田監督が『サマーウォーズ』につづいて、ふたたびアバターたちが活躍する仮想世界を題材にした『竜とそばかすの姫』。

サマーウォーズが公開された時よりもインターネットがもっと身近な存在となった現代に、どのようなストーリーで観客を魅せてくれるのか。アバターたちがどういう活躍をするのか。

とても興味が湧きます。(合掌)

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