仏教用語『暗証』暗証番号が難解すぎて、覚えられない昭和世代

仏教用語『暗証』の意味

『暗証』

証は悟りの意味。
暗証は、仏の教えの研究を軽視し、坐禅などの修行だけで悟りを開こうとすること。

現在では本人であることを証明する、本人しか知らない数字や文字のこと。

仏教用語『暗証』と時事をまじえた法雅のひとりごと

パソコンとインターネットの普及を体験した昭和世代

「一期一会の御縁に感謝」僧侶歴30年の現役和尚・法雅(ほうが)です。

法雅がパソコンを仕事の道具として使うようになったのは大学卒業してから。
世の中に携帯電話が普及し始め、同時にパソコンもWindows95により一気に広まった時代です。

パソコンを使うまでは、『書院』や『オアシス』といったワープロをつかって原稿や資料を作っていました。
大学の時から、キーボードをたたいて文字を入力していたので、スムーズにパソコンに移行できたのだと思います。

あれから25年。今もキーホードをたたいてます。
しかも「かな入力」です。

パソコンの普及とともに忘れてはならないのはインターネットです。

法雅は東北のお寺に入ってから、すぐにISDNを契約してインターネットを始めました。
当時はメールの送受信をメインに使っていましたが、画像を添付しただけで、とても送信に時間がかかったことが思い出です。

それからADSL、そして光回線へと移行していくうちに、ネットショッピングや動画サイトなど、インターネットは今や生活に欠かせない、いや生活の基盤のひとつになりました。

インターネットの普及を身近に体験してきた世代です。

難解化する暗証番号(パスワード)に苦慮する昭和世代

インターネットの普及とともに、個人の特定をより厳格にしようとパスワードが難解になっていきました。
これが昭和世代を悩ませています。
(数字の暗証番号はパスワードの一種ですので、ここでは暗証番号とパスワードを混在して書きます)

最初は数字だけやローマ字だけのパスワードだったのが、だんだん難解になり、現在では大文字込みのローマ字、しかも数字や記号が必須という場合もあります。
さらに難解にさせているのは、企業によってパスワードの文字数が決まっていたりして、せっかく覚えたパスワードが使えない場合があります。

暗証番号(パスワード)は本人しか知らない数字や文字なのに、本人が覚えられず暗証できないのです。
仕方ないので、決まったノートにいろんな会社のパスワードをメモをして、かえってセキュリティを下げている始末です。

昭和世代でも安心・簡単な認証システムをつくってください。

ところで、この暗証という言葉、じつは仏教由来の言葉なんです。

生活のなかに生きる仏教用語『暗証』

そこで本日の生活のなかに生きる仏教用語。

今回は『暗証』です。

「暗証」という言葉は仏教からきています。
証は悟りの意味。暗証は、仏の教えの研究を軽視し、坐禅などの修行だけで悟りを開こうとすることです。

現在では本人であることを証明する、本人しか知らない数字や文字のことです。

つまり仏教用語の暗証は、「自己の力のみで悟る」という意味であり、教学や研究で他から知識を得るよりも、座禅などの修行で自分と向きあい悟りを目指す方法です。

もちろん、教学や研究を大事にしている宗派からは非難される方法といえます。

ここでは、どちらが良いかは割愛します。

昭和世代よ。暗証番号を覚えられないならメモをせよ

インターネットが生活基盤のひとつとなった時代に、暗証番号(パスワード)が難解なのは、利用する自分を守るためなのは充分理解できます。

ただ、最初のアカウントを作る際に、「自分の力」で暗証番号(パスワード)を決めたのに、時が経つと暗証番号をわすれてしまうのが「自分」をふくめた昭和世代。

インターネットの普及を体験してきた昭和世代が、インターネットの波に流されないようメモをしながら、必死にしがみついているのです。(合掌)

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