量より質に特化したスペシャリティコーヒーの専門店
一期一会の御縁に感謝。法雅（ほうが）です。
北海道・道南に住み始めて6年目のアラフィフ住職が、函館のランチのお店を紹介するシリーズ企画『函館deランチ』。
今回は2020年11月にオープンしたばかりの徳島県発祥のコーヒー専門店「ロゼッタカフェカンパニー」を紹介します。
函館といえば、忘れてはならないコーヒー専門店があります。
美鈴コーヒーとして函館市民に親しまれている「珈琲焙煎工房 函館美鈴」です。
北海道で最古の珈琲店です。
本来は先に美鈴コーヒーを紹介しなければいけないのに、ついつい目新しいカフェを先に紹介してしまいます。
気を悪くしないでくださいませ。
ロゼッタカフェカンパニーが、3店舗目として函館にオープン
そもそもロゼッタカフェカンパニーとは、どういうお店なんでしょう。
以下の3つにまとめました。
- 徳島県に本店をもつコーヒー専門店
- 代表は、13年のキャリアをもつバリスタ・竹村浩史さん
- 徳島県外としては初の出店として函館へ
ひとつひとつを、わかりやすく書いていきます。
①徳島県に本店をもつコーヒー専門店
ロゼッタカフェカンパニーは、徳島県小松島市に本店をもつコーヒー専門店です。創業は2014年です。
ロゼッタカフェカンパニーの特徴をあえて1つにまとめるならば、「スペシャリティコーヒー」と呼ばれるコーヒー豆に特化した専門店ということです。
そもそもスペシャリティコーヒーってなに？
ひらたく言えば、世の中にでまわるコーヒー豆のトップ。
日本ではわずか5%ほどしか流通していない希少な豆です。
くわしく知りたい方はこちらをご覧ください。（『日本スペシャリティコーヒー協会』ホームページ）
ロゼッタカフェカンパニーでは、生産国・生産地域や処理方法などが明らかで、国際審査で高い評価をうけた「スペシャルティコーヒー」と呼ばれるコーヒー豆だけを使用しています。
コーヒー豆の「個性」を生かして自家焙煎（ばいせん）したコーヒーを提供する専門店なのです。
コーヒー大量消費の時代に、あえて量より質にこだわったお店なんですね。
②代表は13年のキャリアをもつバリスタ・竹村浩史さん
スペシャリティコーヒーを自家焙煎するには、職人の高い技術とセンスが必要だと思います。
ロゼッタカフェカンパニー代表の竹村浩史さんは、まさに高い技術とセンスをもつバリスタです。
日本人として初めてイタリア・バリスタ協会からバリスタとして認定された横山千尋さん（バール「デル・ソーレ」）のもとで修行し、ついでサイフォンの名店「椿屋珈琲店」でサイフォニスト、ロースターを務めました。
バリスタ歴13年、日本スペシャリティーコーヒー協会認定コーヒーマイスター、それが竹村浩史さんです。
③徳島県外としては初の出店として函館へ
ロゼッタカフェカンパニーのお店は、徳島県では小松島市の本店と、徳島市にある徳島アミコ店のみでしたが、今回3店舗目として函館市に出店しました。
県外としては初出店です。
なんで函館に出店したんでしょ？
以前から、丸井今井函館店のイベント「全国うまいもの大会」に何回か出店しており、来場者の反応に手応えを感じての函館出店です。
ロゼッタカフェカンパニーの訪問記をはじめます
この日、法雅は買い物のため、久しぶりに函館市唯一のデパート、丸井今井函館店に向かいました。
11時ころに着き、先に買い物をすまそうと妻と2人で店内をまわりました。
目的の物を買い、正午ころです。ちょうどお腹がすいてきました。
丸井今井に新しい喫茶店が入ったことは知っていたので、今回はその好奇心がおさえられず、「ロゼッタカフェカンパニー」に向かいました。
ロゼッタカフェカンパニーの店内とメニュー
ロゼッタカフェカンパニーの店内
ちょうどお昼時、店内はデパートで買い物をしていた函館マダムたちが、ランチを楽しんでいました。
わりと広く感じる店内、内装はアイボリーと茶色でまとめられ、おしゃれな雰囲気です。
そのなかに2人がけのテーブルが10卓ほど並んでいます。
お店にはBGMは流れてなく、客の歓談の声と、コーヒー豆を挽く音が、このお店のBGMです。
ロゼッタカフェカンパニーのランチメニュー
ロゼッタカフェカンパニーでは、11時から14時の間、ランチメニューが楽しめます。
- 本日のパスタプレート（1,350円）
- 本日のサンドウィッチプレート（1,250円）
- 今週のドリアプレート（1,350円）
いずれもサラダ・ドリンク付きです。
ドリンクは、次のなかから選びます。
- 本日のコーヒー
- 紅茶（アイスかホット）
- カフェラッテ（アイスかホット）
- 100%ジュース（りんごかオレンジ）
ランチメニュー以外にもコーヒー専門店だけあって、いろいろなコーヒーを楽しめます。
またBLTサンド（930円）といった各種サンドウィッチ、レアチーズケーキ（400円）といった各種デザートもあります。
メニューは多いので、何回通っても楽しめそう。
今回、法雅は「本日のパスタプレート」（1,350円）、ドリンクは「本日のコーヒー」で、妻は「本日のサンドウィッチプレート」（1,250円）、ドリンクは「ホットのカフェラッテ」を、あとデザートに「阿波和三盆糖使用エスプレッソプリン」（500円）を注文しました。
10分ほど待つと、先にコーヒーが運ばれ、後にプレートがきました。
ロゼッタカフェカンパニーのランチをいただきます
本日のパスタプレート（1,350円）
ナスとしらすのトマトパスタです。
細めのパスタをすこし固めにゆでて提供しています。
ホウレンソウや小エビも入っていて、とてもおいしいパスタです。
コーヒーは、とても酸味とコクを主張しながらも、すっきりとした味のコーヒーです。
法雅はコーヒーが大好きですが、あまり味わったことのないコーヒーでした。
本日のサンドウィッチプレート（1,250円）
サンドウィッチは食べ応えがあります。
中身は、タマゴとレタスと生ハムです。
あちこちの席で、大きく口を開けてサンドウィッチをほおばる様子をみました。
これだけでお腹がいっぱいになります。
阿波和三盆糖使用エスプレッソプリン（500円）
甘みは少なく、プリンとはまたちがう繊細な食感です。
和三盆糖をつかっているので、普通のプリンよりも繊細な口溶けの良さを感じるのだと思います。
このサイズに500円はさすがに高いと思いました。
後日追記 ロゼッタカフェカンパニーのデザートをいただきました
後日、妻がロゼッタカフェカンパニーを再訪問しました。
その日は時間がなかったのでコーヒーとデザート「いちごワッフル」を選びました。
なかなかのボリューム。
ワッフルは、外側はカリッと焼いてあり美味しいです。
全体的に甘さ控えめで、いちごの甘酸っぱさが引き立っていました。
ロゼッタカフェカンパニーのデザート。すこし値段は張りますが美味しいです。
ロゼッタカフェカンパニーは、量より質に特化したスペシャリティコーヒーの専門店
せっかくのスペシャリティコーヒーが味わえるお店ですが、ランチメニューだと、どうしても食事がメインで、コーヒーがサブになってしまいます。
ちゃんとコーヒーを味わいたいと思ったので、今度はコーヒーだけを飲みに再訪問したいと思います。
今回もたいへん美味しくいただきました。
ロゼッタカフェカンパニー（丸井今井函館店1階/カフェ）基本情報
住所：北海道函館市本町32-15
電話：0138-32-1151
営業時間：10:00-19:00
駐車場：デパートの駐車場をご利用ください
お店のホームページ：https://www.rosetta-caffe.jp/
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