さすが函館でもっとも有名なラーメン店
お店に勢いを感じる
一期一会の御縁に感謝。法雅(ほうが)です。
北海道・道南に住み始めて6年目のアラフィフ住職が、函館のランチのお店を紹介するシリーズ企画『函館deランチ』。
今回は函館でもっとも有名なラーメン店「函館麺厨房あじさい 本店」(本文はあじさいと書きます)を紹介します。
このお店、北海道転勤で道内に入ったとき、初めて食べた思い出の店です。
あれから5年が経ちますが、五稜郭タワーに来たときや、たまたま通りかかったときに本店を見かけると、当時の出来事が思い出されます。
さて、今回はブログの記事を書く目的で久しぶりにあじさい本店に訪問しました。
『あじさい本店』へ3度目の訪問
函館へ観光に訪れた人のなかで、あじさいのラーメンを食べた人は多いのではないでしょうか。
それほど、あじさいは有名なラーメン店です。
また函館市内に4店舗あるので食べる確率はそれだけ高くなります。
- あじさい 本店(函館市五稜郭町)
- あじさい 紅店(函館市豊川町)
- あじさい JR函館駅店(函館駅2階)
- あじさい 函館JRA店(函館市駒場町)
いずれも観光地や集客に困らない立地にあり、あじさいの知名度は上がるばかりです。
今回は五稜郭町にある本店に訪問しました。
観光地・五稜郭タワーの道をはさんで向かい側に本店はあります。
とてもわかりやすい場所です。
駐車場は本店1階に3台。
100m離れた第2駐車場に5台程度とめられます。
法雅は第2駐車場にとめて向かいました。
あじさいについて、ネットの記事で情報を集めてみました。
創業は1930年(昭和5年)ですから90年の歴史をもつ老舗ラーメン店です。
ただ、開業当初は函館市大門で中華料理店「味彩」としてお店を営んでいたようです。
現在は3代目・東秀一さんが社長としてお店を広げてきました。
本店はどうみても自社物件にしかみえない鉄筋コンクリート3階建てビルの、2階部分があじさい本店です。
さっそく階段で2階に上がります。
いたるところにメニューや新商品のパネルが貼っています。
これには訳がありまして、階段を上がりきったところに券売機があるので、店内に入るまでにメニューをえらぶ必要があるからです。
今回は3人で訪問したので、それぞれちがうラーメンにしました。
法雅はあじさい定番の『味彩塩拉麺』(800円)を、ほかの2人は『特塩拉麺』(880円)、『特製冷し麺 ごまだれ』(830円)。
それと『餃子5個』(500円)を券売機で注文して、店内に入りました。
『あじさい本店』の店内とメニュー
あじさい本店の店内
「3名さま、入りまーす!」
「いらっしゃいませー!」
「いらっしゃいませー!!」
若い元気のよいあいさつが広い店内にひびきます。
きっと練習してきたのでしょうが、とても気持ちのよいかけ声です。
店員によって席に案内されて着席します。
店内の内装は白と黒を基調としたおしゃれで清潔な店内で、最新Jポップが流れています。
席数はざっと数えただけでも50席はありそうです。
大人数に対応できるよう厨房も広いのがわかります。
店員は7人ほどでしょうか。
お店の雰囲気としては若くて勢いがあり、とても90年の歴史を有する老舗とは思いません。
法雅がいろいろなお店をまわって思うに、お店に勢いや元気を感じるのは大事な要素のひとつだと思います。
せっかく味が良くても、元気を感じないお店はたくさんあります。
ただ歴史が長いだけのお店もあります。
こういうお店は2度と足が向かないものです。
あじさいはラーメンとともに元気をいただくお店だとあらためて思いました。
あじさいのランチメニュー
あじさいには『元気ランチ』という平日限定のランチメニューがあります。
セット内容は、塩かしょうゆのハーフラーメンに、サラダ、ソフトドリンク、ご飯ものがついて880円です。
ご飯ものは半炒飯・肉飯・いくら丼から選ぶことができます。
じつはこのランチメニュー、あとで知りました。
券売機だとゆっくり見られないので、すっかり見落としました。
追記
後日、『元気ランチ』(880円)を食べました。
記事の下に写真等追記しましたのでご覧くださいませ。
ランチメニュー以外のふつうのメニューは充実しています。
中華料理店から発祥したこともあり、いわゆる普通のラーメン以外に、
- 四川麺(あじさい風キムチ拉麺)
- 味彩広東麺(かんとんめん)
- 味彩蝦天津麺(えびてんしんめん)
- 五目麺(ごもくめん)
といった中華料理店ならではのラーメンが選べるのが特徴的です。
その他、季節限定メニューやいくら丼、肉めし、水餃子といった各種ギョーザも注文できメニューは豊富です。
また煮玉子、ワンタンといったトッピングも充実しています。
さて、席について5分ほどで…きました。
『あじさい』のラーメンをいただきます
味彩塩拉麺(800円)
道南産の昆布をベースに、豚骨と鶏ガラをじっくり煮込んだ透明度の高い塩スープです。
法雅はよく『滋養軒』の塩ラーメンも食べますが、同じ塩ラーメンでも滋養軒は「あっさり塩味」、あじさいは「すっきり塩味」と言ったらいいでしょうか。
滋養軒と比べて味はしっかりしてますがキレがあり、美味しいです。
そこに函館塩ラーメンの特徴である中細ストレートの麺。
今回久しぶりに食べて、数年前よりも美味しく感じたのは気のせいでしょうか。
具材には大きめチャーシュー、シナチク、麩(ふ)、ネギ、かいわれ大根、そして独特な切れ込みがはいったゆで卵。
アラフィフおじさんからすると、チャーシューの脂身が多いのが少し気になりましたが、スープまで完食しました。
特塩拉麺(880円)
こちらの特塩ラーメンは、普通の塩ラーメンにチャーシューが増量、海苔がはいったラーメンです。
若い人にはおすすめです。
特製冷し麺 ごまだれ(830円)
来たら、すぐに底辺のごまだれを全体になじむようかき混ぜます。
具材のチャーシュー、レッドオニオン、レタス、トマト、錦糸玉子などの量を考えると、もう少しごまだれがほしいところですね。
夏にぴったりの冷し麺でした。
餃子5個(500円)
あじさいの餃子は大ぶりです。
皮は厚め、コゲがカリカリしてて全体はモチモチして美味しいです。
この大きさだとアラフィフでは5個食べる自信はありません。
3人で分けました。
追加注文 杏仁豆腐(200円)
追加で杏仁豆腐を注文しました。
ミルク感が多い、やさしい味の杏仁豆腐でした。
後日追記 ランチ限定メニュー「元気ランチ」を食べました
前回の訪問で、ランチを紹介する企画なのに「ランチ限定メニュー」を食べ忘れる失態を犯しました。
申し訳ありません。
後日、再び函館麺厨房あじさい 本店を訪問しましたので追記させていただきます。
あじさいの「元気ランチ」は、平日11時から14時のランチ時限定で提供されるランチメニューです。
料理内容は、ハーフラーメン(塩かしょうゆ)に、サラダ(小)、ソフトドリンクにごはんもの(半炒飯・肉飯・いくら丼から選択)がついて880円というお得なセットです。
これがランチ限定「元気セット」(880円)です
これが、あじさいのランチメニュー「元気セット」です。
ハーフラーメンといってもおおぶりな器のラーメンに、肉飯。
なかなか豪華なセットに感動します。
通常の器とハーフラーメンの器を比較しました。
ひと回り小さいだけでハーフといっても量は「半分」じゃないです。
今回、元気ランチをいただきましたが、お腹がいっぱいになりましたし、これで880円ならとてもお得だと感じました。
函館麺厨房あじさい 本店は、函館でもっとも有名なラーメン店
さすが、お店に勢いを感じる
90年の歴史を有しながらも、その歴史にあぐらをかくことなく、塩ラーメンに挑戦する勢いを感じることができました。
老舗なのに、それを感じさせないのがすごいところ。
今回もたいへん美味しくいただきました。
函館麺厨房あじさい 本店(函館市五稜郭町/ラーメン)基本情報
住所:北海道函館市五稜郭町29-22
電話:0138-51-8373
営業時間:AM11:00〜PM8:25(LO)
定休日:第四水曜(祝祭日の場合翌平日)
駐車場:第1第2で8台ほど駐車
お店のホームページ:http://www.ajisai.tv/index.php
近くにあるランチのおすすめ店が知りたい
「一期一会の御縁に感謝」ランチ和尚の法雅(ほうが)です。北海道・道南に住み始めて6年目のアラフィフ和尚が、函館のランチのお店を紹介するシリーズ企画『函館deランチ』。この記事をご覧になっている方は、地元の方よりは、観光や出張で函館[…]
本当にランチにおすすめなのは、この店!
一期一会の御縁に感謝。法雅(ほうが)です。北海道・道南に住み始めて6年目のアラフィフ住職が、函館のランチのお店を紹介するシリーズ企画『函館deランチ』。今回は、「本当におすすめ」な函館市内のランチのお店を紹介していきます。[…]
函館のことを3分で知りたい
一期一会の御縁に感謝。ランチ和尚の法雅(ほうが)です。北海道・道南に住み始めて6年目のアラフィフ住職が、函館のランチのお店を紹介するシリーズ企画『函館deランチ』。今回は函館ってどんな街なのか3点にまとめ紹介したいと思います。函館[…]
函館deランチ関連記事
函館駅前周辺deランチ「せっかく函館に来たんだから食べてって」
函館・五稜郭周辺deランチ「道南一の繁華街でグルメも楽しんで」
函館ベイエリア周辺deランチ「赤レンガ観光ついでにランチも楽しんで」
『函館deランチ』洋食ならこの店で決まり!【低予算順にご紹介】
『函館deランチ』イタリアンならこの店で決まり!【低予算順にご紹介】