五島軒 本店(函館市末広町/洋食)

コロナ禍を耐える老舗・『五島軒』の今を伝えます

お疲れ様です。法雅です。

今回は函館でもっとも有名な老舗洋食レストラン・五島軒 本店を紹介します。

法雅は1年に1回程度、五島軒 本店に訪問してランチを食べます。
今回はコロナ禍がまだ落ち着いていない状況で、お店も感染予防のガイドラインにしたがい営業している最中でした。

メニューも本来のランチメニューが出せないなか、今回のランチ訪問を載せるかどうか迷いました。

しかし、140年の歴史を有する五島軒。
幾多の火災と困難を乗りこえた歴史のなか、このコロナ禍もひとつの歴史だと思い、コロナ禍の五島軒をお伝えすることにしました。

コロナが完全に落ち着いて平常営業にもどったら再度訪問しようと思います。

『五島軒 本店』の建物について

五島軒は明治12年(1879年)、初代・若山惣太郎と料理長・五島英吉によって、ロシア料理とパンの店として函館市に創業しました。
五島軒140年の歴史については別のページにまとめていますので、こちらをご覧下さいませ。

五島軒の歴史をまとめています

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五島軒カレー アイキャッチ画像

五島軒 本店の建物について

五島軒本館写真
五島軒本店の本館

今回は五島軒 本店の建物についてまとめてみたいと思います。

五島軒本店は昭和10年9月に建てられた「本館」と、昭和63年4月に建てられた「新館」をあわせて『五島軒 本店』といいます。

昭和10年(1935年)9月に建てられた本館は、前年3月におきた函館大火によって被災焼失したために建て替えられた建物です。
一部3階、地下1階という当時としては大きな建物でした。

平成9年5月には、国登録文化財・北海道第1号に登録された由緒ある建物です。

五島軒新館の写真
五島軒本店の新館

また昭和63年(1988年)4月に建てられた新館は、「本店レストラン雪河亭(せっかてい)」をメインに、2階にも最大400名が収容できる会場をそなえた建物です。

雪河亭の名前の由来は、北海道が生んだ小説家・船山馨(かおる)が、五島軒を題材にした小説『蘆火野』(あしびの)を朝日新聞に連載しました。
その小説のなかに出てくるお店こそが「雪河亭」です。

本館1階のメモリアルホール蘆火野には生原稿や挿絵などゆかりの品が展示されています。

五島軒には多様な会場がそろっています

王朝の間
王朝の間(参照 五島軒ホームページ)

五島軒 本店では最大400名収容可能な会場から、少人数の会場まで10を超える会場がそろっています。
収容人数の多い順にまとめてみました。

  1. 芙蓉(ふよう)の間 400名
  2. 王朝(おうちょう)の間 200名
  3. 丹頂(たんちょう)の間 80名
  4. 富嶽(ふがく)の間 60名
  5. レストラン雪河亭 40名
  6. 吉祥(きっしょう)の間 20名
  7. 汐見(しおみ)の間 20名
  8. 末広(すえひろ)の間 14名
  9. 青柳(あおやぎ)の間 10名
  10. 愛宕(あたご)の間 10名
  11. 弥生(やよい)の間 6名

平成元年10月に天皇皇后両陛下が五島軒へ行幸啓、ご昼食を召し上がった会場は⑪弥生の間です。

結婚披露宴や各種祝賀会、パーティーや法事、会見まで、あらゆる会合や式典に対応できるようになっていることが五島軒 本店の特徴といえます。

それでは今回、五島軒本店でランチをした訪問記を書きます。

五島軒 本店には第1~第3まで駐車場がありますが、法雅はいつも第3駐車場に車をとめます。
けっして広くはない駐車場ですが、車を下りたとき本店の全景が見えるのが好きだからです。

せっかてい入り口写真

信号をわたり新館・雪河亭の入り口へ。
入るとすぐに店員から除菌スプレーを手にかけるよう勧められます。
今回は3人で来たことを告げテーブルへ案内され着席しました。

『五島軒本店』の店内とメニュー

五島軒本店の店内と感染対策

五島軒ランチョンマット写真

着席してすぐに目に入ったのは「五島軒140th Anniversary」のロゴが入ったランチョンマットです。

140周年のロゴ

あぁ。今年はちょうど140周年でしたか。
こんな慶事にコロナ禍とは。。

法雅たちは開店とほぼ同時に入りましたが、開店後、次々と客が入り満席状態になりました。
家族連れ、女子会、カップルや夫婦といった客層が席を埋めます。

五島軒の店内写真

店内はアイボリーと茶色を基調とした上品で落ち着いた雰囲気が感じられます。
そこにピアノや弦楽器の曲が静かに流れています。

感染予防の写真
各テーブルに除菌スプレーと感染予防マニュアルが置いてあります。

机と机の間がいつもよりも間隔があいているのはコロナ対策の一環のようです。
また各テーブルにはそれぞれ除菌スプレーが置いてあります。店内の雰囲気を壊さないように感染対策をしています。

これが五島軒流の新型コロナウイルス対策だと感じました。

五島軒本店のランチメニュー

五島軒メニュー表の写真

コロナ禍の五島軒ではランチメニューの品数を限定して提供しています。

明治の洋食&カレーセットのようなセットメニューから、イギリス風やフランス風といった各種カレー、ハヤシライスやハンバーグプレートといったラインナップです。

また「お得なセット」として、本日のスープ、コーヒーまたは紅茶、小菓子がついて550円。

つまり、カレー単品につけると、ちょっとしたコース料理になります。

そこで3人で相談した結果、同行者の2人が
①プレーンカレー〈イギリス中辛〉(880円)トッピングにカニクリームコロッケ〈2P〉(660円)
②明治のカレー〈ポーク・中辛〉(990円)を注文。

2人ともカレーでしたので、写真の見映えを変えるため法雅はハンバーグライスプレート(1,430円)を注文。
さらにそれぞれお得なセット(550円)をつけました。

カニクリームコロッケをつけたのは、どこかのサイトで「カニクリームコロッケが絶品」と紹介されていたので今回はぜひ食べてみたいと思っていました。

銀食器と薬味の写真

注文をするとすぐに店員がスプーンやフォーク、カレーの薬味などの銀食器を並べに来ます。
使い込まれた銀食器に長年の歴史を感じることができます。

おそらくまわりの客もカレーを頼んでいるのでしょうか。
店内にカレーの香りがただよい、こちらも食欲が増してきた時…きました。

『五島軒本店』の料理をいただきます

プレーンカレー〈イギリス中辛〉(880円)コロッケ付

プレーンカレーの写真

まず驚いたのはプレーンカレーは具は入っていないと書いてありましたが豚肉がすこし入っていました。これはうれしい誤算です。

カレーのアップ写真

深みのあるコクと辛さ、そして香り、とてもおいしいカレーです。

カニクリームコロッケの写真

カニクリームコロッケはうわさ通り絶品でした。
たいがいコロッケの表面はしなっとしてしまいますが、五島軒のコロッケはサクッとしてて中のクリームはトロトロでとてもおいしいです。
カニの風味もしっかりあります。

サラダの写真

サラダは、オレンジのドレッシングでしょうか。
柑橘系の香りが良く、夏らしいさっぱりとしたサラダでした。

スープの写真

お得セットのスープは濃厚なコーンポタージュでした。
トロトロという表現があてはまるほど濃厚でおいしいポタージュでした。

明治のカレー〈ポーク・中辛〉(990円)

明治のカレーの写真
カレーの向きを変えるのを忘れてしまい「逆向き」になっています。

見た目はシンプルですが、しっかり五島軒のカレーでした。
スパイスはあとから効いてきますが、邪魔しない辛さでおいしいです。
豚肉はトロトロになるまで煮込まれています。

法雅は両方味見しましたが、個人的には明治のカレーのほうが好みです。

ハンバーグライスプレート(1,430円)

ハンバーグプレートの写真

伝説のハンバーグをメインに、スパゲッティ、ポテトサラダ、目玉焼きにサラダ、そしてご飯がワンプレートになったメニューです。

ハンバーグのアップ写真

ハンバーグはとてもおいしく、たまに挽肉の食感がアクセントになっています。
プレート上の1品1品を丁寧に作られていることを感じました。

小菓子とコーヒー・紅茶

小菓子とコーヒーの写真

お得セットの小菓子とコーヒー・紅茶です。

じつはこの時、3人ともお腹が満腹で大きなデザートがでてきたらどうしようと思っていましたが、ちょうど良いサイズの小菓子で助かりました。
ひかえめで上品な甘さのケーキでした。

銀食器の写真
五島軒の影の主役は銀食器だと思っています。

五島軒本店は、コロナ禍を柔軟な体勢でのりきろうとしています

帰り際、レジの店員さんと少し立ち話をしました。

もう少ししたら、メニューも増やすとのこと。
保健所のガイドラインにしたがってこれからも営業をつづけますと答えていました。

除菌スプレーの写真

ネームプレートをみたら創業者一族の方だと気づきました。
函館を代表する飲食店として、感染対策の模範をしめす気概をしっかり感じ、五島軒は今後も安泰だなと感心しながらお店をあとにしました。

今回もたいへん美味しくいただきました。

五島軒 本店
住所:北海道函館市末広町4-5
電話:0138-23-1106
営業時間:11:30-20:30(L.O)
定休日:1月~4月中旬は火曜定休。年末年始は休店
駐車場:第1~第3駐車場あり
お店のホームページ:https://gotoken1879.jp/

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