仏教用語『金輪際』総選挙間近。国民不在の政治の駆け引きは、金輪際やめてほしい

仏教用語『金輪際』の意味

『金輪際』

古いインドの世界観が由来。
インドは四大州のひとつ南閻浮題(なんえんぶだい)にあるとされており、その四大州を浮かべている大きな海の底にあるのが「金輪(こんりん)」。
その金輪のもっとも深いところが「金輪際」と呼ばれる。
ひらたくいえば、地層の最下底の所。または無限に深いという意味がある。

現在では「あなたとは、金輪際あいたくない」というように、断じて、とか、絶対に、という意味でつかわれている。

仏教用語『金輪際』と時事をまじえた法雅のひとりごと

解散総選挙に向けて、与党内の駆け引きが本格化

「一期一会の御縁に感謝」僧侶歴30年の現役和尚・法雅(ほうが)です。

今年の秋は、大きな政治イベントがあります。

衆議院選挙です。

各党とも秋の衆議院選挙に向けて準備に入っているようです。

与党・自民党は9月29日に自民党総裁選挙がひかえており、次の衆議院選挙を見据えた党内の駆け引きが活発になっています。

菅総理は早々と総裁選挙に立候補することを表明し、総理を支える現執行部の二階幹事長は菅総理の支持を表明しました。

一方、菅総理の対抗馬として岸田前政調会長は記者会見を開いて総裁選挙への出馬を表明。
中堅・若手議員の受け皿になると目されています。

また、一時は下村政調会長が出馬に意欲をみせましたが、菅総理と面談したあと出馬断念となりました。

出馬したい人はどんどん出ればいいのでは?これでは密室政治といわれてしまいます。

果たして菅総理は続投できるのでしょうか。
自民党総裁選挙と、あとにひかえる衆議院選挙の政治の駆け引きはこれからが本番です。

「難しいコロナ対策」と「低い支持率」を抱えた選挙だからこそ

秋におこなわれる衆議院選挙は、コロナ禍になって初めての国政選挙です。
コロナ禍ゆえに今までの選挙とは様相がちがうのではないかと予想します。

現在、菅内閣の支持率は30%を切り危険水域と言われています。
「こういう低い支持率のまま衆議院選挙に入ってしまったら落選してしまうのでは」と不安になる与党議員がいるのは当然でしょう。

しかし今回の支持率下落は、菅総理の失策が原因かといえば一概にはいえないと思います。

菅総理はこの1年、携帯電話料金の引き下げと、デジタル庁創設(9月1日発足)を実現しました。

支持率下落の要因といえばコロナ対策でしょうが、そもそも規制や我慢を強いる対策は国民に人気がなく、次第に下落するのは当然ともいえます。

また世界各国を見ても現在も対応に苦慮しているように、どの国もコロナ対策が急に好転する見通しがたっていません。日本も同様です。

未曾有の災害となったコロナ禍。誰が総理をつとめても大差はないはずです。

「難しいコロナ対策」、「低い支持率」、だからこそ自民党総裁選挙は出たい人が出て、活発に議論をして総裁を選んだほうが良いと思います。

密室で駆け引きをすること自体、金輪際やめたほうが良いと思います。

ちなみに法雅は自民党員ではなく、「自分党員」です。

ところで、金輪際という言葉、もとは仏教由来の言葉なのです。

生活のなかに生きる仏教用語『金輪際』

そこで本日の生活のなかに生きる仏教用語。

今回は『金輪際』です。
「金輪際」という言葉は仏教からきています。
古いインドの世界観が由来。
インドは四大州のひとつ南閻浮題(なんえんぶだい)にあるとされており、その四大州を浮かべている大きな海の底にあるのが「金輪(こんりん)」。
その金輪のもっとも深いところが「金輪際」と呼ばれます。

ひらたくいえば、地層の最下底の所。または無限に深いという意味です。

現在では「あなたとは、金輪際あいたくない」というように、断じて、とか、絶対に、という意味でつかわれています。

仏教用語の金輪際は、古いインドの世界観からできた言葉です。

ちょうど丸いホールのケーキを連想してもらえば分かりやすいですが、下から風輪・水輪・金輪の3つの層が重なって、その上に私たちが住む海と陸があるとされます。
金輪際は金輪と水輪の境目(際)にあり地層の最下層のことです。

このように金輪際は物事の極限の意味から、とことんまで、最後までの意味となり現在でも「絶対に」の意味で使われています。

総選挙間近。国民不在の政治の駆け引きは、金輪際やめてほしい

10月21日が衆議院議員の任期満了です。

おそらく9月29日の自民党総裁選挙が終われば、一気に衆議院選挙へと進むことでしょう。

「難しいコロナ対策」「低い支持率」の悪条件だとしても、国民がはっきり見える形で候補者を出し、正々堂々と選挙をしてほしいと思います。

法雅は有権者となって30年。選挙には欠かさず投票しました。
ですので常に政治には関心をもって見てきました。

国難ともいえるこの時期の選挙だからこそ、棄権せず投票しましょう。(合掌)

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