このお店すごい!
完成されたお店の世界でいただく、質の高い接客と料理に感服
「一期一会の御縁に感謝」ランチ和尚の法雅(ほうが)です。
北海道・道南に住み始めて6年目のアラフィフ和尚が、函館のランチのお店を紹介するシリーズ企画【函館deランチ】。
今回は函館市・柳町にある有名なイタリアンのお店「La Cucina VENTITRE」(本文ではラ クチーナ ヴェンティトレと書きます)を紹介します。
このお店は「なかなか予約が取れないお店」「前菜がすごい」「ご夫婦が素晴らしい」との口コミがあり、以前から訪問したいお店でした。
コロナ禍の今、有名店も予約が取れやすい状況です。
なんと、前日予約にもかかわらずランチの予約が取れてしまいました。
これはラッキーです。
ラ クチーナ ヴェンティトレ。いったいどんなお店かは、行って食べてみないとわからないですよね。
さっそく、訪問記を始めます。
ラ クチーナ ヴェンティトレへ初訪問
緊急事態宣言が延長されてはいますが、ここ最近は新規感染者がへり、なんとなく函館の街も落ちついてきた感じがします。
しかも本日、天気は快晴。とても気持ちが良い日です。
今回も函館じゃないとできない用事を次々にすませ、正午前にラ クチーナ ヴェンティトレに着きました。
さっそくお店の外観写真を撮っていると、お店のご主人が玄関前で打ち水をしていました。
ご主人に挨拶をして開店時間(正午)まで待つことにしました。
ラ クチーナ ヴェンティトレは、函館大妻高等学校近くの閑静な住宅街に建っています。
外観からみるお店は、けっして大きくなく、のどかで温かな雰囲気があります。
生い茂った木の脇に、そっと入り口がある。そんな感じです。
お店の外に立つだけで、店内の世界を感じワクワクさせる。こういうお店はなかなかありません。
たとえば、ディズニーランドのアトラクションの前でワクワクしながら立っている。ラ クチーナ ヴェンティトレはそれに近いのです。
きっと店内もイメージ通りの世界に違いない。そう期待していると、ちょうど正午。
今度は奥様が外にでてきて店内への案内が始まりました。
では、店内に入ります。
ラ クチーナ ヴェンティトレの店内とメニュー
ラ クチーナ ヴェンティトレの店内
最初に手指消毒をすませ、案内された席に座り、ラ クチーナ ヴェンティトレの店内をくまなく見わたしました。
まったくイメージ通りの世界が広がっていました。
漆喰風の白い壁に、焦げ茶色で統一した柱・床・テーブル・イス。
あえてスッキリさせず、小道具のように備品を積みあげて見せる。そして、落ちついた洋楽が静かに流れる。
そうです。ここは西洋のおとぎ話の家を再現したようなお店です。
ラ クチーナ ヴェンティトレに一歩足を踏み入れると、ここは函館であることを忘れるほどの世界ができあがっていました。
ここまでのお店はそう見当たりませんねぇ。ロマロマか、コルツか。
お店の広間にはテーブルが4卓、奥には個室スペースがあります。
これくらいの席数だからこそ、奥様の行きとどいた接客が受けられるのだと思います。
この日は平日にもかかわらず、開店してから30分で満席になりました。
ほぼ地元の常連客で女子会目的で使っているようです。
少ないテーブル数に地元の常連客が多い。
これが、ラ クチーナ ヴェンティトレは予約がなかなか取れないレストランといわれる理由です。
ラ クチーナ ヴェンティトレに行くなら「事前予約」は必須です。
理由①ラ クチーナ ヴェンティトレは不定休だから
理由②女性客が多く、平日でも混むから
ラ クチーナ ヴェンティトレのランチメニュー
ラ クチーナ ヴェンティトレのランチメニューは、1種類のランチコース(税込1,870円)のみなので迷いません。
ランチコースの内容
前菜・フォカッチャ・パスタ・デザート・ドリンク
オーダーは奥様がメニュー表を手に取り、丁寧に料理の説明をして、お客がその場で決めるスタイルです。
ランチコースのパスタは次の3種類から選びます。
- イタリアン産チーズと黒こしょうのスパゲッティ
- フレッシュトマトとマスカルポーネチーズパスタ
- おぐに牧場の和牛のラグートマトソース
デザートとドリンクは、パスタを食べた後の気分で決めるので、最初のオーダーはパスタだけを選びます。
丁寧な説明のあと、3種類のパスタから選ぶだけ。とても簡単です。
今回、法雅は次の打合せのため、通常1時間半かかるコースを1時間10分でだすように事前にお願いしていました。
奥様からの提案で、夫婦で同じパスタを選ぶなら可能とのことでしたので、夫婦で相談して「フレッシュトマトとマスカルポーネチーズパスタ」を選びました。
上記の理由により、今回紹介できるパスタは1種類です。
ラ クチーナ ヴェンティトレの奥様は気さくで話しやすく、とても気が利く方です。
常連さんにも人気がある様子がうかがえました。
オーダー後、10分くらいでしょうか。奥様が1皿目の料理を運んできました。
ラ クチーナ ヴェンティトレのランチコース(税込1,870円)をいただきます
前菜(アンティパスト)
これが、ラ クチーナ ヴェンティトレ名物の前菜です。
うわさ通りのボリュームです。
奥様から一通り説明がありますが、種類が多いので頭に入りません。
イタリア大麦が入ったたっぷり野菜のスープ・ドライトマトがかかったチキン・キッシュ・ピーマンの肉詰め・そのほか、じゃがいもや白かぶなど、多くの料理が一皿にのっています。
こういう形の前菜は、函館ではコルツでも提供されています。
イタリア料理では前菜のことをアンティパストといい、本場イタリアでもお店によってボリュームが多いアンティパストが提供されています。
フォカッチャ
フォカッチャはイタリアのパンのことです。
ラ クチーナ ヴェンティトレのフォカッチャは、あえて味の主張はせず、パスタのソースとよくなじむように作られています。
フレッシュトマトとマスカルポーネチーズパスタ
ラ クチーナ ヴェンティトレのパスタは中細のものです。
トマトとチーズの相性はバツグンで、ちょうど良い濃さの仕上がりになっていました。
スプーンは付かないので、あまったソースはフォカッチャにつけて食べます。
前菜の量が多かったので、すこし少量のパスタでちょうど良かったです。
デザート・ドリンク
ラ クチーナ ヴェンティトレではパスタを食べ終わったあとに、奥様がデザートとドリンクのオーダーを取りにきます。
パスタを食べたその場の気分で選べるのは、うれしいサービスです。
ラ クチーナ ヴェンティトレは、完成されたお店の世界でいただく質の高い接客と料理を味わえます
料理を食べている最中、奥様に「ラ クチーナ ヴェンティトレ」の店名の由来をたずねてみました。
奥様による店名の説明
ここは柳町14-23。つまり23番地です。「ヴェンティトレ」はイタリア語で「23」のことで、「ラ クチーナ」は「厨房とかキッチン」のことです。
つまり店名は「23番地のキッチン」を意味しています。
本場イタリアでも何番地の店とよくつかうので、少し長い名前ですが覚えてくださいね。
なるほど。23番地のイタリア料理店をあえて「ラ クチーナ ヴェンティトレ」とつけるあたり。
やはり店名にもこだわりというか、世界を感じますね。
完成されたお店の世界で、質の高い接客と料理を堪能しました。
今回もたいへん美味しくいただきました。
La Cucina VENTITRE(ラ クチーナ ヴェンティトレ)(函館市柳町/イタリアン)の基本情報
住所:北海道函館市柳町14-23
電話:0138-31-7856
営業時間:
昼12:00~14:00
夜18:30~22:00
定休日:不定休
駐車場:駐車台数は4台
お店のホームページ:見当たりませんでした
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