2021-05

仏教用語

仏教用語『普請』ワクチン接種は、現在の「天下普請」といってよい

仏教用語『普請』の意味『普請』普(あまね)く請(こ)う。もとは禅宗寺院でおおぜいの人を集めて、掃除や建築などの作業・仕事を依頼すること。現在でも、(寄りあつまって)建築や土木の工事をする意味でつかわれている。仏教用語『普請』と時事をまじえた...
仏教用語

仏教用語『行儀』「記者会見ボイコット問題」か?「選手への不作法問題」か?

仏教用語『行儀』の意味『行儀』修行で守るべきこと(戒律)、あるいは修行者の生活作法や儀式方式をあらわす言葉。釈尊入滅後、修行者は行儀を守ることが大事だと厳しく定められていた。現在は「行儀がよい」などと、立ち居ふるまいの作法の意味となっている...
仏教用語

仏教用語『四苦八苦』どんな国王も社長も、逃れられない「四苦八苦」

仏教用語『四苦八苦』の意味『四苦八苦』人間のもっとも根源的な四苦、生(しょう)・老(ろう)・病(びょう)・死(し)。この四苦に、愛別離苦(あいべつりく)愛するものと別れる苦しみ・怨憎会苦(おんぞうえく)怨み憎むものと会わなければならない苦し...
仏教用語

仏教用語『神通力』仏様の神通力は、人を救うための手段にほかならない

仏教用語『神通力』の意味『神通力』仏や菩薩などがもつ、なにごとでもなし得る不思議な力のこと。神(じん)とは人知でははかり知ることができない力のことであり、通(つう)とは智慧を意味する。経典では釈尊の弟子たちが、飛行したり、火をふいたり、雨を...
仏教用語

仏教用語『内緒』オリンピックの聖火リレーと法雅の内緒話

仏教用語『内緒』の意味『内緒』もとは内証で仏教用語。自らの心のうちで真理を悟ること。内心の悟りであり、本心の意味ももつ。そこから、内なる本心が内密という意味に変化し、表向きにせず内々にすること。内緒となり現在にいたった。仏教用語『内緒』と時...
函館deランチ

レストラン ボンナターレ(Buon Natale)(ベイ函館2号館/イタリアン)

ボンナターレはレストランと称しているが、味もサービスも「リストランテ」級「一期一会の御縁に感謝」ランチ和尚の法雅(ほうが)です。北海道・道南に住み始めて6年目のアラフィフ和尚が、函館のランチのお店を紹介するシリーズ企画【函館deランチ】。今...
仏教用語

仏教用語『上品』田村正和さんの上品な生き方に感服しました

仏教用語『上品』の意味『上品』仏教では「じょうぼん」と読む。とくに浄土系宗派につかう。極楽浄土に往生する者を、生前に積んだ功徳のちがいに応じて九品を上品・中品・下品に三分し、上品は最上位。仏の教えにどれほど誠実であるか、これが上品と下品の分...
仏教用語

仏教用語『堪能』アフターコロナを堪能するため、今はもうすこし耐えよう

仏教用語『堪能』の意味『堪能』仏教では「かんのう」と読む。意味は忍耐力、よくものに耐える力があることをいう。そこから、ものごとに耐えて会得したことから、技能に長(た)けている意味が加わり、現在では「もうじゅうぶん堪能した」と使われるように、...
仏教用語

仏教用語『醍醐味』令和の若者は、古い歌謡曲も飲み物も、その醍醐味をしっている

仏教用語『醍醐味』の意味『醍醐味』醍醐(だいご)とは、乳を精製して得られる最も美味なるもの。バターに例える場合もある。天台宗では仏教の教えを5段階にわけ、その最高位が法華経・涅槃経であり仏教の最高真理と説いた。法華経・涅槃経をもっとも美味な...
仏教用語

仏教用語『有頂天』どんなに成功しても「落とし穴」はつきもの

仏教用語『有頂天』の意味『有頂天』古いインドの世界観で、形ある世界の最も上に位置する天界のこと。ただし、頂上といっても迷いの世界には変わらず不安定な境界。現在では、物事に熱中して我を忘れること。また、得意の絶頂の意味としてつかわれる。仏教用...